書き出しはいつだって何を書けばいいやらわからない云々みたいな形になる。何書きゃいいかわからないからだ。とりあえず思いつきを書きつづるってのはいつも通りのスタンスなのだが、いい加減このスタイルから抜け出すべきなんじゃないか。5,6年ほどこの形を続けてしまっている気がする。というかもう体に、脳に染み付いてしまっているのだろう。なんか書きたいな、何か書ければいいな、何か書いたら変わるんじゃないかな、みたいなそれはそれは具体的根拠の乏しい行動だ。何がしかの意味があるかは分からない。多分ない。判断するには早計だという考えもありうるだろう。でも数年前にも同じようなことをして、未だに同じようなことを書いているのだ。意味などないと自ら解を出しているようなものだ。それでも、こうして何かのきっかけででも物書く行為を始めないと書けるかもしれない何か、表わせるかもしれない何かをアウトプットできないんじゃないかと思うのだ。

話はややそれる。昔書いた文章を読み返したのだが、考えてる内容も文章の流れも文体も全部が全部今と違っているように思う。成長したのか退化したのかの判断はつかないが。とにかく変化していることは確かであるようだった。趣味の内容もやや変わっているし、生活内容も変わっているのだから、書く内容も書き方も変わっていたっておかしくはない。悲しいわけではないが、やはり人間変わっていくものなのだなと思えた。

いま適当に書けるのはこんなところだろうか。後で読み返す気になれなさそうな、いつも通り意味のうっすい文章だ。テーマがないし細部細部にも得るものがない。価値あるものを書くべきだ、という考えもあるのだが、適当にグダグダ書いて備忘録つけるだけでも意味はあるじゃーん?そう思いたいじゃーん?なんていう怠慢な思いもあって、漫然とキーを打ってそこそこ達成感を得ている自分がいてしまうわけです。こんなんでいいのかねおれ。よく考えればまだまだ新年始まったばかりだ。開幕から成長のない中身のない雑記を残してどうしようというのだ。まさにフラフラである。

そんなこんなで久々に適当な物書きできたしなんか書こうという思いもそれなり満たされたので寝る。推敲とかはしない。読み手の気持ちを考えない文章とは楽だなあ(堕落)